シャモニクラブ 山行記録秋のザイル祭(三ツ峠)日時:2014年10月18日〜19日 参加者:冨田、藤波、上原、長嶌、柴崎、小野、横山(ゲスト)、丸山(OB) 計8名
18日午後 レスキュー訓練 冨田講師と藤波、上原、長嶌、小野、横山が参加 18日午前は、藤波、上原は地蔵の左ルートのクライミングを楽しみ、12時半に一旦四季楽園前のテラスにレスキュー訓練の参加者6人が集合し、いつもの天狗岩は満杯状況のため、鶴亀ルートの下部岩壁で、レスキュー訓練。 エイトノット、クローブヒッチ、ムンターヒッチ(イタリアンヒッチ)、ガルダーヒッチ、プルージックノット、マッシャー、バッチマンなどの結び方はすでにマスターしているという前提で、自己脱出の訓練。講習内容は添付を参照。 当日のテキストは後日、会員ページに貼り付ける予定です。
最初は、冨田講師からレスキュー訓練の重要性・必要性についてのレクチャーがあり、事故脱出訓練の開始。メインロープにプルージックや、バッチマン、ガルーダヒッチで腰と足を結び付けて脱出する方法を訓練し、続いてロープマンやタイブロックなどの登高器具を使っての脱出訓練を繰り返し行った。メインロープと補助ロープ(ロープスリング:6mm〜7mm)の径の違いによって、フリクションの微妙な利き具合の違いを体験した。これは日ごろから繰り返し練習し、現場での咄嗟の事故に使えるようにしておくことが肝要である。
次に、引き上げ、引き下ろしの訓練。
ロワーリング(引き下ろし)はロッキングカラビナ(洋ナシ型がいいらしい)を使ってムンターヒッチで引き下ろす方法、エイト環を使ってのロアーリング、二人を同時に引き下ろす方法、要救助者と救助者が同時懸垂で下降する方法などを学習した。
終了後、横山さんは下山したが、少し早目の夕食をクラブOBの丸山さんが加わり、しばし歓談し、冨田の下山と入れ違いに柴崎が到着し、泊まりの六人で上原、柴崎持参のウイスキーやお酒を飲みながら歓談。今回は参加人数が、2週続けてのイベントでもあり、ややさびしい人数だった。四季楽園は、夕食前にはロビーが大混雑だった。
19日 朝早くから岩場に向かうグループがいたが、私たちはいつものように8時ころに岩場に降りた。すでに人気のルートは先発グループが陣取りを終えていたが、地蔵の左、右があいていたので、ここで練習することになった。藤波がトップロープを2本はり、柴崎、長嶌、は左も右も軽々と登り、二度目は1回目と違うルートを選んで登る余裕。 上原は左ルートは昨日登ったので、右ルートに果敢に挑戦。左ルートは問題なくこなした。
私は1年以上のブランクがあったとはいえ、左ルートの出だしで躓き、3度トライしたが通過できず次回までの宿題。(藤波がロープ回収のために華麗に登ったのをビデオにとって研究することに。丸山さんは最後まで付き合ってくれて、前の晩には信州スイートというブランドのリンゴの持参してそれぞれお土産にいただいた。次の山行計画(妙義山)には興味深々の様子だった。
[報告者:小野](写真:小野) 山行記録Topへ |