シャモニクラブ 山行記録

八海山

日時:2015年3月21〜22日

参加者: 小野(L)、上原


行程:
21日
 東京−越後湯沢−六日町−山口(上村屋旅館泊)

22日 上村屋旅館−八海山スキー場ロープウエイ乗り場−山頂駅−女人堂−薬師岳−千本檜小屋−大日岳取付−千本檜小屋−薬師岳−女人堂−山頂駅−八海山スキー場−六日町−越後湯沢−東京。

写真は上原(u)、小野(o)


21日(土)、 上越新幹線、上越線を乗り継いで六日町でおり、八海山スキー場行きのバスを待って、閑散とした駅近辺を散策しながら軽食をとり、駅前売店で酒類を購入し、今年は積雪が多いこと、この時期に登山する人はすくないこと、上村屋の食事はとても良い、などの情報収集。バスで山口まで行き、歩いて上村屋旅館に。風呂に入り、ビール、八海山とともに夕食。駅前で購入したお勧めの巻機も美味。

Maxとき327号(o)国境の長いトンネルを抜けると雪国(o)
旅館の窓から八海山(o)リッチな夕食(o)

22日(日)、朝食後、宿のご主人にスキー場のロープウエイの始発が8:00ということで駅まで送ってもらい、「午後から天候がかわるので注意して」との助言をもらって別れたが、始発は8:30ということで30分の待ち時間。写真などとっていよいよ始発に乗り、山頂駅には38分に着く。歩き始めてすぐに、5、6人のパーティ(昨日大日岳まで往復し、昨夜千本檜小屋に泊まった)に会い、トレースや雪の状況などを聞く。昨日と比べて、やや雪が柔らかくなっていること、ワカンは不要とのこと。我々のほかは一組の先行パーティが居るとのこと。
8時45分、女人堂に向けて歩き始める。立木などに赤布の目印があるが、だだっ広い雪原の分岐などに持参した旗竿をたてながら登降を繰り返し、女人堂への急登も難なく越えて、9時50分に到着、ここでアイゼンを装着し、ストックをピッケルに持ち替える

 
待ち時間のロープウエイの位置確認(o)浅草岳、薬師岳、八峰を遠望(o)

9:50 女人堂(o)

薬師岳には、10時50分に到着、ここからは千本檜小屋とその先の大日岳に続く八峯(手前は地蔵岳)が見える。今朝あったパーティが泊まった千本檜小屋には窓から入り、小休止して、「巻機」で乾杯。大日岳の取りつき付近までいったが、ここで引き返し下山開始。
9:50 薬師岳(u)薬師岳から千本檜小屋と地蔵岳(o)

11:00 千本檜小屋(o)小屋の中で小休止+乾杯(o)

千本檜小屋から薬師岳(o)中ノ岳2085.2m(o)

越後駒ケ岳2002.7m(o)八峯へのアプローチ(o)

12:00 大急ぎで下山(o)大きな雪庇(o)

女人堂からの下り(u)分り難い分岐に立てた目印(o)

下山道から振り返る薬師岳(o)13:27 ロープウエイ下り

13:35分のバスにのるべく、大急ぎで腐った雪道を汗をかいて下ったが、実はバスの時間は13時25分だったことがゴンドラを降りたときに発覚。次のバスは15時25分なので、スキー場のレストハウスで、ビールで乾杯。バスの時間まで、身支度を整えたり、飲み直したり。

六日町行きのバス停で八海山遠望(o)

今年は積雪が多く、数日前に雨が降って、2、3日晴れ間が続き暖かったということで、トレースがどうなっているのか、急斜面の雪の状態は如何か、センコウパーテイは?とか期にはなっていましたが、下山時に雪がくさって、足が埋まりやや難渋を強いられたほかは問題なく予定をこなせた。朝下山してきたパーティ以外、道中誰にも会わなかったというのが、この時期のこの山の特殊性かもしれない。とはいえ今回は前夜拍日帰りだったが、1泊2日を覚悟すれば、大日岳往復は十分可能であることが確認できた。上原さん、終始先頭を歩いてくれてありがとう。(小野 喜博記)

《追記》八峰:八海山の八峰とは北から、地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、釈迦岳、摩利支岳、券が峰、大日岳の総称で、大日岳が主峰のようです。これらを登らないと八海山登頂とはいえないようです。


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