シャモニクラブ (個人)山行記録
八甲田バックカントリースキー
日時:2017年2月24日(金)〜27日(月)
参加者:冨田、他友人2名
昨年は雨にたたられ、全く滑れなかったので、時季を早め八甲田に行ってきました。積雪は3m弱ということで、今年の大雪の割に少ないのかなあ? 駅前の観光市場で昼食をとるが、風強く、寒い。
送迎バスで酸ヶ湯へ、1時間ほどで宿に着き雪の中、さっそく風呂を楽しむ。
2日目
雪が降り続いているが、とりあえずロープウエイで下調べ、ケーブルの鉄塔も雪がびっしり付着し、八甲田らしさを感じる。霧の中にうっすらと、樹氷の奇怪な姿が時折見える。とりあえず小手調べにフォレストコースに滑り出す。
今年初スキーに加え、深雪にスキーのトップもでず、滑りにくい、緩傾斜の斜面に入るとパウダースノーの深雪にもなれてスキーを楽しむ。この日はもう1本、ダイレクトルート、こちらも適度な傾斜面で樹氷を縫って快適に滑れた!
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八甲田フォレストコース | 2月の酢ヶ湯温泉 |
3日目
相変わらず雪が降り積もるが宿にこもっていても仕方がないので、八甲田大岳目指して行けるとこまで行こう!と、決めて出発!宿の裏手の斜面から深雪のなかシールを付けて、雪崩を警戒しながら樹林との境をジグザグに登高し一汗かいたとこで緩斜面に出る。 左右似たような雪の樹林帯を地図とコンパスを使い、時々現れる、大岳ルートの標識を確認しながらしばらくのぼると、急な尾根に阻まれる、左は宮様ルート、地図では直登だが傾斜がきついので右から回り込むように暖傾斜帯に上り込む。樹林もまばらとなり、大岳が見えてくるが上部は厚い雲が取れず、登るにつれて雪はしまってきて、歩きやすいが風雪が強くなり、これ以上登っても意味ないので、あと少しで引き返す。
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樹林帯を大岳目指して進む | 八甲田大岳を背に |
シールを外したがさっぱり板が滑ってくれず、ほとんど歩き状態、行きに難渋した急斜面をすべると宮様ルートと合流する。ガスがますます濃くなり小休止のあと、(先に行ってていいよ!)と言ってからしたくを整え踏み跡を辿るが、すぐに消え、構わずコンパス頼りにラッセルするも、どうも地形が違う!考えた末、元来た道を戻る。そこに仲間が待っていた。なかなか来ないので戻ってきた!とのこと。
狐につままれたようだが、どうやら起き上がった時に勘違いしたようだ。一緒に行動する大事さをこんなところでまなぶとは? 正規ルートに戻りしばらくスキーで歩くと酸ヶ湯の屋根が見え、わずかな距離でも苦労した。温泉をたっぷり楽しんで明日に備える。
4日目
今日は天気も回復に向かっているので午前中に残りのロープウエイチケットを使い切る為、フォレストコース、ダイレクトコースのパウダーをたっぷり楽しんで終了。八甲田環状ルートの道路は開通してないが他エリアの宿に泊まれば送迎もしてくれてるようなので、次回もう少し調べて最高のモンスターたちに会いにきたい! 〔冨田榮吉〕
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八甲田のスノーモンスター |
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