シャモニクラブ 山行記録

針ノ木雪渓〜針ノ木岳・蓮華岳

日時:7月27日(土)〜29日(月)

参加者:柴原、内山、柴崎、浅川


日程

7月27日 JR千葉(6:36)−新宿(7:30)−信濃大町(11:01)(12:20)−扇沢(13:00)(05)−大沢小屋(14:40)(泊)

28日 大沢小屋(7:00)(8:17)−雪渓取付き(7:30)(8:49)−雪渓終了で合流(10:00)−針ノ木峠(11:00)−針ノ木小屋(11:05)(泊)

29日 針ノ木小屋(3:30)−蓮華岳(5:00)−針ノ木峠−針ノ木岳(8:30)−針ノ 木雪渓(9:00)−大沢小屋(11:00)−扇沢(12:00)−信濃大町(12:20)−松本−新宿(18:34)

写真 (内山、浅川提供)





総括

梅雨明けが伸び7月の最終土日でも天気が優れずに眺望がほとんどない山行となった。特に稜線に出てからは後立山及び立山方面は常にガスで埋め尽くされ日の出、日の入りどころか山並みすら確認できない状況であった。その中で、唯一楽しめたことは、駒草の群落と白い花びらの駒草を観賞できたことである。

感想

雪渓では簡易アイゼン2ケを装着して歩行したがやはり途中で外れたり、ゴムが伸びて音が出たりと散々であった。やはり年齢等を考慮してそれなりのアイゼンが必要であった。早朝3:30小屋を出てレッドレンサ―のヘッドランプで暗闇を歩く。High-powerの600lmはすごいがMid-powerの250lmでも十分に明るく歩行に問題は無かった。(内山)

今回の針ノ木山行では晴天とはなりませんでしたが、荒天の合間で山行が出来、雪渓歩きと針ノ木岳、蓮華岳両山の頂きを踏め、久々の登山を楽しめました。 また、雷鳥や何時もは余り見ない花々を楽しめたのも変化に富むルートを選んで頂いたおかげと感謝申し上げます。
尚、立山連峰の展望台からの眺望が望めなかった事が残念でした。またの機会に再訪したいと思います。
ありがとうございました。(浅川)

すっかり梅雨明けかと思いきやまさかの台風で車での道中大雨。北アルプス三大雪渓のひとつ針ノ木をめざしいざ出発。扇沢が7時発になり、大沢小屋についたときはお二人が出発して1時間以上経過。
30分ほどで目の前に雪渓が出現。6本爪の軽アイゼンを持参するも登りは使用せず。ガスっていたり、雨に降られたりしながら1時間10分ほど。雪渓が切れるあたりで前を行かれるお二人に追いつく。いつもはスルーする花々、時間に余裕があったかな?
小屋の窓から天頂に広がる満天の星空。それでいて山際の雷雲が稲光を放つ、不思議な風景。翌朝、朝飯前に蓮華岳をめざす。まだ暗い中、ヘッドライトに照らされてコマクサの葉が銀色に輝く。夜が明けても山頂一帯はガス。足元はコマクサが群生。お天気がよければ、ピンクと青空の絶景が広がるのだろう。他のパーティのおかでげ<白いコマクサ>にも出会えた。小屋の朝ごはんをいただいてから今度は針ノ木山頂へ。今度3羽のひなを連れたライチョウにも出会う。山頂からのご褒美はなかったけれど楽しい山となりました。皆様 ありがとうございました。(柴崎)


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